デジカメ買い物思考

デジタル一眼レフカメラニコンD750にハマった男がいかにして買い物をしていくかを記録します

3,000円の激安ストロボ「NEEWER TT560」でもワイヤレスライティングができたよ!


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NEEWER TT560を購入するまでの心境

前置き要らない方はここをクリック

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やっぱりストロボが欲しい

モデル撮影をやっているときに感じた照明機器の必要性……。実は10年ほど前はシグマのクリップオンストロボを使って撮影をやっていました。まあ今思うと技術的にもお粗末な感じでしたが。

でもカメラから離して使えないとダメ

でもその時に学習したことがあります。「カメラ本体にストロボを付けたらダメ」と言うことを。ニコンユーザーだったら「スピードライト」ですか。 

どういう意味かと言いますと。

よく被写体に対して直接ストロボを浴びせるのはNGと言われます。これを回避する方法が採りづらいからです。

ストロボ直射はやってみると分かりますが、どぎつい影が出るわ、明るい部分は白飛びするわでキレイな写真になりません。今はオートで優秀な制御がされるとは思いますが、それでもね。

 基本テクニック「天井バウンス」

で、一番手っ取り早い解決方法が「天井バウンス」です。ストロボを天井に向けて光らせることで、その反射光により被写体を柔らかく照らす、という物です。廉価版を除いて大抵のストロボは発光部分の向きを変えることができ、天井に向けて光らせることができます。

しかし実際、カメラにストロボを付けたまま天井バウンスをしようとすると、縦位置・横位置を変える度にいちいち発光部を回すことになり、超めんどくさいのです。

カメラから離して使おうストロボを

でも大丈夫。先人達はその辺もクリアしております。ストロボをカメラから離して、別の場所に設置、有線なり無線でカメラと接続。連動してストロボが発光する。という仕組みがあります。

有線は確実ですが動き回って撮影するときにケーブルを引っかけて機器を壊しそう……。やはり無線が良いですよね。無線には方式がいくつかありますが、中でも一番確実性が高いのは電波方式。

狙っていたのは電波式のコマンダー

ということで電波でストロボを制御できる機器を買おうかなと考えていました。こういうヤツです。→ CactusワイヤレスフラッシュトランシーバーV6 

カメラ機器としてはそれほど高くありませんが、連動するストロボなども揃えていくとそれなりにお値段するなぁ。導入するのはもうちょっと先かなと思ってたとき、ふとAmazonで以前に見たストロボを思い出しました。

そうだTT560があるじゃないか!

それが「NEEWER TT560」! 購入時の価格3,000円。過去にはもっと安く売っていたこともあるようです。 

 カメラメーカー純正品だと数万円はするストロボ。何故こんなに安いのか……。最近中国メーカーのライティング機器は激安で出回っているようです。その中でもTT560は常にランキング上位のヒット商品と言えるでしょう。

安い割にしっかりしてる 

余ってたポイントで買える値段だったので使えなくてもいいやと期待せずに購入。すぐに届きました。値段の割に作りがショボいところもありません。

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※なんか背景切り抜いたら商品写真みたいになりましたが、自分で撮ったものです

至ってシンプルなスイッチ・表示部分 

高価な純正ストロボとは違い、こいつの機能は至ってシンプル。光るだけ。電源オンオフ、光量調整、モード変更しかいじる部分がありません。

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どうせバウンスさせたり照明を複数使ったりしたら、オート調光は上手く動かなくなります。ならマニュアルストロボで問題なし。マニュアルならば自分の設定した通りにしか動かないので、扱いやすいです。ここ大事です。

TT560を使ってみた結果をご覧ください

能書きが長くなってゴメンナサイ。ではここからTT560の効果を試した結果を写真とともにお送りします。

まずは自然光で撮影 

 比較のためにストロボを使わずに撮った写真を載せておきます。被写体はネズミっぽい壺です。いや、壺っぽいネズミなのか?(以下壺ネズミ)

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ん? ああ、まあ良いんじゃない? という感じですよね。もうちょっと全体を明るく現像したら良いかな。なんだ、自然光で大丈夫なんじゃない。 

それは表層しか見てないというものです! この写真のシャッタースピードは1/2秒。三脚があれば良いですが手持ちならブレブレですよ! 早くストロボ焚きなさい!

D750の内蔵ストロボを直射

何故か怒られたのでカメラの内蔵ストロボを使って撮影してみます。ストロボを立ち上げて、何も考えずそのままシャッターを切ると……。

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あー。見たくなかった……。こうなっちゃうんですよね。壺ネズミの後ろにできたどぎつい影。暗い背景。白飛び。だから直射はダメだって言ったのに。

内蔵ストロボ直射+天井バウンス

ということで出ました。TT560。まずはスレーブモードにします。モードボタンを押して「S2」のLEDが光っている状態にすればOK。

さらにこいつも直射したら意味ないので、発光部分を上に向けて天井バウンスさせます。TT560はカメラから離れた場所に置いてください。

後はカメラの内蔵ストロボを光らせて撮影すると、ワイヤレスで連動するはず!

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やりましたね……。背景にも光が回ってるし、綺麗に撮れました。これでこの記事も無事に終わりですね。ちょっと内蔵ストロボの反射で白飛びしてますけどね。今回の安物照明機材でここまでできれば十分……。

なお、カメラのあずかり知らぬところでTT560の光がプラスされるので露出は自動で合わなくなります。そのまま撮ると明るすぎる写真になります。カメラはMモードで撮影するか、露出補正をマイナス方向に調整してください。

……あれ? 何だドライボックスに入ってるこの変なアイテムは? カメラ機材なのか、これ?

ここで秘密兵器登場 ニコン SG-3IR

1,000円程度で売っている、この謎のアイテム。非常に原始的な仕組みなのですが、内蔵ストロボを覆い隠すことによって「被写体に光を当てずにスレーブストロボのトリガーになる」のです!!

なんたるアナログっぷり。2010年代ですよ、今は。カメラに付けた姿もあれだし……。

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 SG-3IRによって内蔵ストロボをキャンセル。天井バウンスのみ

おおっ。より自然になりましたね! 馬鹿にしてすいません。でも3,000円の……とか言っておきながら1,000円の追加投資が必要なのはどうかと思った。

SG-3IRを使うと内蔵ストロボの光が届かなくなるので明るさが変わります。また露出を調整する必要があります。難しいことはありません。何度か撮って調整すればOKです。

ともあれ、これはもう正解に近いんじゃない?

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……え? まだ満足してないの? とか言ってさらに追加投資するのはなしですよ。そんな事言ったら高価な機材をいくらでも使えば良いって話になるじゃない。

ん? 紙? 紙切れ?

A4のコピー紙によるレフ板+天井バウンス

なるほど! 結局これが見せたかったのね。壺ネズミの顔が向いている方向にA4の白いコピー紙を立てた状態で撮影しました。レフ板代わりですね。

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違いが分かりづらいですが、壺ネズミの顔が明るくなっています。人物写真だと顔が暗くなったら綺麗に見えないですからね。

TT560から発せられた光が天井で反射→A4コピー紙に反射→壺ネズミの顔を照らす。という流れです。

応用編としてレフ板ではなくもう1つTT560を買って顔側を照らすという手もあります。それをやるにしたって3,000円足すだけ。

今回の実験写真のまとめアニメーション

ライティングによって変化する写り具合をGIFアニメにしました。これだとレフ板のありなしがよく分かります。

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買うまで分からなかったS1、S2モードについて

TT560のスレーブ発光モードはS1とS2の2つあります。S1がカメラ本体のストロボの初回発光に同期、S2が2回目の発光に同期となっています。今どきのカメラは初回発光で情報収集、2度目が本発光だったかと勝手に思い込んでるのですが、実際はどうか。

手持ちのD750で調べてみました。

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TT560のモード以外全て条件を揃えて撮影しています。微妙にモードS2の方が明るいです。ということでスレーブ発光時はS2で使っていくことにします。

本格的なライティング機材を買う前の勉強用に

という感じで記事を書いてきましたが、正直この先もっと高い照明が欲しくなるんだろうな、と思います。ただその前にTT560を使って勉強することで、次に買う機材の目星も付けやすくなる。はずです。

どうせ3,000円なので興味がある方は1本買ってみてはいかがでしょうか?

【2016/12/5 追記】

有線での接続も上手くいきました。

記事はこちら。

demcoe.hateblo.jp

さらに電波式のワイヤレス発光もできました。

記事はこちら。

demcoe.hateblo.jp

ちょっと高いストロボも導入しちゃいました。

でもTT560も2灯目として活躍中ですよ。

demcoe.hateblo.jp

【17/07/17追記】激安ストロボシリーズ第2弾。UTEBIT T-180B紹介記事

今度は6,000円でモノブロックストロボだ!

demcoe.hateblo.jp

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