テクニックのなさを道具でカバーしよう
ポートレート撮影しているとどうしても縦位置で撮影することが多くなります。そしてカメラを縦位置に構えるとどうしても不安定になります。だから手ぶれしちゃう……という言い訳を考えたんですが、どうでしょうか。
結局練習あるのみなのですが、ちょっとでも手ぶれの可能性を下げるためにお金で解決だ!
そうだ縦位置グリップだ
と言うことで縦位置グリップ(以下、縦グリ)を買うことにしました。これはカメラの下部に取り付けることで、縦位置撮影時でも横位置と大体同じ場所にシャッターボタンが来るようにしたアイテムです。
ほとんどの縦グリはバッテリーボックスも兼ねており、本体と同じ充電池を追加したり、乾電池で駆動させたりする事もできます。
純正品は結構高価……
愛機D750用に用意されている縦グリはMB-D16。3万円ちょっとします。結構いい値段……。
しかしAmazonで検索すると互換品がいくつかあることに気付きます。これが安い。5,000円前後。ニコン純正品の1/6程度。この差は無視できない……。
ニコンさんゴメンナサイ。互換品が安すぎる
ダメで元々で互換品を買ってみよう。Amazonで一番人気の互換品は以前買った激安ストロボのメーカーでもある「NEEWER」。
しかし今回はレビュー数は少ない物のさらに数百円安い「KAIENTAI」というメーカーの物を買いました。4,700円。これでダメなら諦めよう。D750本体にダメージを与えるのは勘弁して欲しいですが、社外品を使う以上は自己責任ですね。
作りは安っぽいが動作は大丈夫そう
翌日届いた縦グリを開封。それなりにしっかり作ってあるように見えます。ちょっと気になったのが、D750に付いている端子カバーをホールドする穴の精度が悪く完全にハマってくれない。
美しくはないですが実用には関係ないので我慢。D750に接続するとちゃんと認識してくれて、ボタンも思ったように動作します。当たり前なんですがホッとしました。
親指AFも可能です。シャッターの押し心地が本体より安っぽいのは、さすがに仕方ない。「半押し」でハッキリ抵抗がある感触です。親指AFにしてたらシャッター半押しは不要な操作なので無視することにします。
縦グリだからといって横位置と全く同じではない
一番気になるのは横位置の時と縦位置の時のシャッターの位置が微妙に違うこと。でもこれって純正品でも同じ事なので、互換品だからダメって事にはなりませんね。右手を上にしてシャッターを押すよりははるかに安定するのは確かなので後は慣れですな。
電池ホルダーは充電池用、単3電池用が付いています。今のところどちらも試していません。まだ充電池は本体付属の1個しか持ってないので……。単3電池は何となく勇気が湧かず。まあ大丈夫なんでしょうけど。
安物ばかり買っている私ですが、充電池の互換品は過去の経験からやや躊躇してます。爆発したりはないですが、純正品より容量が少ないしすぐ劣化したんですよね。今は良くなってるんでしょうか。でもバッテリーは純正品で良いかな。
いざ実践!
さてではモデル撮影に縦グリ投入しますかね! 結果はまた記事にします。