全国的にはパンダと言えば上野動物園の2頭、なのですが和歌山県南紀白浜アドベンチャーワールドには8頭ものパンダがいます。国内におけるパンダ口密度は和歌山が一番高いのです。あと神戸の王子動物園でも1頭飼育されています。日本のパンダ事情は完全に西高東低といえるでしょう。
アドベンチャーワールドはパンダの展示が2ヶ所に分かれています。先日記事をアップした赤ちゃんパンダ「結浜」がいるのはブリーディングセンターという施設でした。
もう一つの施設はパンダラブと呼ばれています。こちらの方がパンダの展示としてはメインな感じ。赤ちゃんが生まれたので一時的にブリーディングセンターの方が注目されてましたけどね。
現在は2014年に生まれた双子のパンダ「桜浜(おうひん)」「桃浜(とうひん)」がパンダラブの主役と言って良いでしょう。以前アドベンチャーワールドに来た時のイメージで、パンダは寝てばかりであまり顔が見られないと思っていました。
しかし今回朝から入園できたことで動き回るパンダを見ることができました。午前中がオススメですね。
大量の笹が与えられているパンダ。神社の神主のようなポーズを取っていました。
パンダがいるエリアはちょっと離れているので、望遠レンズが活躍できます。今回はタムロンの70-300mmを付けていきました。
あんまり双子を同時にとらえたカットがなかった……。かろうじて画面右端にもう1頭写っています。
もうエサに夢中になっています。完全に休みの日のおっさんに見えますが……。
パンダラブには屋根付きの施設もあります。とにかく笹を食べています。笹食ってる場合だったんですね。
もふもふ。このくらいならかわいい感じですね。
ここまで来ると食後に爪楊枝を使っているおっさんとの区別が難しくなってきます。
外に出ると相変わらず笹の上に寝転んで食べてました。これ自分の大好物でやってるんだと置き換えて考えるとかなりの天国なのではないか、そりゃ油断もするわ。
最後の1枚はパンダラブではなくブリーディングセンターに隣接する場所で撮影したもの。哀愁を感じます。このパンダは消去法で考えると「陽浜」かな?
今回の使用レンズはこちら↓