桜の名所は数ありますが、ここを超える場所はなかなかないのではないでしょうか。はてなブックマークのPR記事でも京都で1番と挙げられていた場所、それが原谷苑です。
上記のブックマークでも「知らなかった」というコメントがいくつかありましたが、場所柄隠れ家っぽい雰囲気もありますし、まだまだ知られてないのかも。あまり人に教えたくない感がある場所ですしね。
といってもウェブも公開されているしTwitterやFacebookでも情報提供しているので一見さんお断りってことはないでしょう。
京都一の桜と言うことは日本一といっても過言ではなく、日本一これすなわち世界一でごわすとE.本田も言ってます。ということでご紹介です。
原谷苑は個人経営の庭園です。あんまりにも見事なため一般公開されるようになりました。有料ですが、入場料は桜の咲き具合で変化します。見応えのない時期は安く、満開に近づくにつれ高くなります。といっても現在は最大でも大人一人1,500円です。
今回は4/19に行って、1,500円でした。ハッキリ言ってエクスペリエンスに比べたら格安です。コスパ良いです。かつては3,000円近くした時もあるようですが、近年は最大1,500円ですね。
場所は金閣寺から西に、仁和寺から北に直線を引いて交わるあたりにあります。ハッキリ言って行きづらいです。京都市バスM1系統という路線が原谷の集落に行くのですが、地元の足なので観光客が使うことは推奨されません。
桜の時期は原谷苑が無料のシャトルバスを運行してくれます。サービス良すぎですね。わら天神宮の入口あたりから出発し、原谷苑に送り届けてくれます。下の地図のローソンとソフトバンクの間あたりです。
京都駅から来る場合、京都市バス205号系統の金閣寺・北大路バスターミナル行きに乗り、「わら天神前」で下車。わら天神前の交差点を北に渡って、もうちょっと北上すればOKです。地図が古いと交差点にビッグボーイがあることになっていますが、今ははま寿司になっているので注意。
以前は金閣寺の近くからシャトルバスが出ていました。今でもそのように書いてあるサイトは情報が古いので注意してください。
シャトルバスに乗りさえすれば10分もしない内に原谷苑に到着します。苑内に入る前からもう桜でいっぱいです。
原谷苑の桜は八重紅しだれ桜がメイン。なので関西のソメイヨシノが満開になってから1週間ほど遅れて満開になります。今年なら4/8~9の土日がソメイヨシノ満開だったので4/15~16がベストだったのかなと思います。
私が訪問したのは4/19。若干ピークが過ぎた感のある開花状況でした。本当は4/17に行く予定だったのですが、大雨の予報だったので断念。平日に行くのは無職だからではなく、休日の混雑を避けるため有給休暇を使うのです。
余程仕事が忙しくない限りは毎年この時期花見のために休みます。それぐらいの価値があるんだから仕方ない。写真が趣味でなくても一度は見る価値がありますよ!
原谷苑の桜はとにかく密度がすごいです。個人の庭園だと思うとめちゃ広いですが、それでも歩くと10分ぐらいで1周できます。そのエリア内にこれでもかと桜が咲いています。
「海」、「滝」、「洪水」と液体で量を例えたくなるぐらいの桜です。これでもピークを過ぎてますからね。
園内には桜だけでなく他の花もたくさん咲いています。普段花に興味がなくても圧倒されてしまいます。
苑内には売店があり飲み物や軽食を買うことができます。あちこちに設置されたベンチに座って桜を見ながらゆっくり食べられます。例年、苑内では食事しないことが多いのですが、今回はうどんとソバを頼みました。
また紅しだれ弁当を予約すれば屋根のあるお座敷で食事することができます。これはまだ食べたことがないんですけどね。
今回はD750を購入して初めての原谷苑訪問でした。18-35mmの広角レンズで桜の洪水っぷりを写しまくりです。アップの写真は桜の木が1本あれば取れますからね。原谷苑に来たからには広角レンズでしょう。
モデル撮影並みの撮影枚数になってしまいました。
ということで来年もまた行きたいと思います。できれば満開・快晴・平日が重なってくれると一番いいんですが……結構雨に降られることも多いんですよね。
今回撮影に使ったレンズはこれです。
この前試用させてもらった12mmだとどんな感じで写るかなぁ?