デジカメ買い物思考

デジタル一眼レフカメラニコンD750にハマった男がいかにして買い物をしていくかを記録します

縦位置・オンカメラでストロボライティングするとき、どうやって光を拡散する? 格安ストロボリフレクターで何とかしてみた

クリップオンストロボをカメラに装着して撮影する場合の話です。天井が高いとか白くない等の理由で天井バウンスができないものとします。ストロボを直射すると綺麗な写真が撮れません。

 

光を柔らかくするためには発光面積を広くすればいい。と言うことでストロボに装着するアイテムがいくつも販売されています。↓こういうヤツとか。 

 大胆な形をしていますね……。

 

↓こういうモノもあります。 

これはレンズの先に取り付けるタイプです。なかなかのアイデア商品だと思います。実は持っています。

 

しかしですね。これらに共通して言えるのが「縦位置撮影の時どうするのよ?」です。発光面がかなり左側(縦位置グリップ装着時)に寄ってしまって、必要以上に角度が付いた照明になってしまいます。

 

縦位置に構えたときもできるだけ上から光を当てたい……。これを実現するためにどうしたものかと考えていました。縦位置にしたときにストロボが上に来るようなブラケットは売っているのですが。 

これだと直射するなら良いのですが、ストロボを上向きにするタイプのディフューザーを付けようと思ったら結局向きがおかしくなります。

 

書いてて思いましたが、ストロボを正面に向けるタイプで発光面が正方形・正円のディフューザーだったら割と良いかも知れませんね。

 

あと見た目のインパクト込みで興味を惹かれたのがこれ。 

これなら全体が円形なので縦も横も関係ない! と思ったのですが、付けたままズームの操作がしづらいよ、という書込を発見。それもそうかと思いとどまりました。ドーナツ型のキャッチライトが入るのも良さそうだと思ったんですけどね。

 

まあ何とかお手軽に縦位置で発光面がカメラの上に来るような手段はないかと考えました。で、良さそうだと思ったのがROGUE Flash Bender2(ローグフラッシュベンダー2)です。 

これだってカメラを縦位置にして付けたら向きがおかしくなる……と思ったのですが、ストロボへの巻き付け部分を90度回転させてもちゃんと取り付けられそうだったんですよね。

 

もうこの記事の最終回答になっちゃいますが、写真で見た方が早いので出します。

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こう。この状態。まあこれでもカメラの左側に偏るのですが、発光面は上に飛び出してるし、ブラケットやオフカメラシューなども使わずに済むので費用対効果としては上々なんじゃないかと。

 

さて、写真で見てお分かりのようにこれはROGUE Flash Bender2その物ではありません。Amazonで探すと同じ仕組みの類似品が色々売っております。あまり安いのは作りが悪いというレビューがあるため、選んだのはこれです。 

本家の半額、2,700円で売っていました。綺麗にパッケージされており、本体も安っぽいところはありません。

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ワイヤーが内蔵されており、形を色々変えることも可能です。

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ストロボを巻き付ける部分はゴムとマジックテープ。ここが真っ先に劣化しそうな感じはします。

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本来のポジションはこんな感じ。反射面は24cm×24cmと大きいので拡散効果は結構あると思われます。年明けの撮影会で実戦投入して検証します。

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