いや~、関西地方全然雨降らないですね。梅雨入りしてるの? って思うぐらい。カメラを趣味にしていると基本的に休みは晴れて欲しいのですが、たまに雨の方が似合う被写体があります。紫陽花はその代表ですね。
というわけで、関西でも有数の紫陽花の名所である京都府宇治市の「三室戸寺」に行ってきました。6月18日の状況は……見頃でした!
三室戸寺は紫陽花の名所全国第3位に選ばれるほどでして、1万株のアジサイが所狭しと咲き乱れております。
京阪宇治線の三室戸駅からほぼ真っ直ぐ東に15分歩けばたどり着けます。1本道なので迷うことはないと思います。京阪・JRそれぞれの宇治駅からバスも出ています。ただ紫陽花の時期は混んでて乗るのに並ぶと思われます。
拝観料は大人500円。紫陽花の時期もそのまま500円です。以前来た時は開花直前という時期だったのであんまり人が居なかったのですが、さすがに最盛期は大混雑です。
あじさい園より急な階段を上った所にある本堂もこの行列。本堂の周りには蓮が植えてあって、一部咲いている花もありました。蓮はこれからですね。
あじさい園は入口から本堂へ至るルートから外れた場所にあります。が、この時期はこちらがメインという感じ。通路が狭いので入口付近は行列状態です。しばらく進めば、道が分かれますし写真を撮ったり花を愛でる人や逆流してくる人も居て、ばらけました。
この混みよう。しかしあじさい園はかなり広範囲。しかも大量に紫陽花が咲いているので、撮影はしやすかったです。なお三脚は禁止です。
この日は曇りでしたが紫陽花ならあんまり関係なし。どうせなら雨が降っていて欲しかったですが……。蒸し暑かったし。
ずっと曇っていたというとそうでもなく、たまに日が差して余計に暑かったのでした。紫陽花にスポットライトが当たったかのようになるのは綺麗でしたけどね。
1万株もあると言うことでいろんな種類の紫陽花が咲いています。その中でもこんなに赤いのは珍しかった。ここは水をまいた後だったようで水滴が付いてました。
今年は咲き始めるのが平年より遅かったようで、その分遅い時期まで楽しめそうですね。今年のあじさい園は7月9日まで開園しています。また、6月10日~25日の土日に限り、19~21時までライトアップされているとのこと。
これ、こんな紫陽花初めて見ました。ドーナツみたい。
ということで流されるままに出口へ。出口は回転扉になっており、逆流できないようになっています。別に順路が決まっているわけではないので、出たくなければ扉を通る前なら引き返せますけどね。
お昼頃には退散しました。帰りに数年前に入った三室戸駅前のイタリア料理店に行ったところ、つぶれていました……。