複数の噂が出てきて現実味を帯びてきたニコンの新一眼レフ「D760」。デジカメinfoさんでホンジュラスの新聞に掲載された情報が紹介されていました。
記事が短いのとスペイン語(?)が分からないのであまり情報が読みとれません。しかし重要な数値が2つ見えますね。画素数が2,430万画素なのと、最速シャッタースピードが1/8000秒だと言うことです。
D760についての私の関心事項は製品ポジションです。つまり、D700(上級機)の後継なのか、D750(中級機)の後継なのかです。
何故そこが気になるのかって?
そりゃ自分のカメラが型落ちになったら悔しいからです!
いやまあ、それも半分あるんですがD750の後継機ならどれだけ進化しているのか、とか気になるじゃないですか。D700の後継機と言うことであればちょっと手が届かない金額になる可能性が高いですし。
で、ですね。この記事で注目なのはシャッタースピードです。1/8000秒となると、D750の1/4000秒より速いわけです。「単に新型だから性能アップするんじゃないの?」という話もありますが、ここが違うということは製品ポジションが違う可能性が高いんですよね。
何故かというと以前デジカメWatchのメーカーインタビューで言及されていたんです。
例えば、シャッターの最高速度も、できることなら1/8,000秒まで切れた方が表現の自由度は高まりますが、実はこれがボディサイズに大きく影響します。1/8,000秒の高速シャッターが必要とされるシーンと、ボディサイズの小ささを検討した結果、シャッターの最高速度を1/4,000秒に抑えて、このボディサイズを優先することを選択しました。
ということで、フルサイズセンサーで1/8000秒のシャッタースピードを実現するとボディが大きくなってしまうようなんですね。D750の特長はフルサイズなのに凝縮された小型ボディなので、D760が本当に1/8000シャッター搭載ならD700の後継である可能性が高いのではないかと思うわけです。
まあ、実際には技術が進んで小さいボディで1/8000秒シャッターが実現できた! とか、ちょっとボディが大きくなってるけどD750の後継機はこれね。とか、そんな話になるかも知れないですけどね。
とにかくいろいろと情報が出てきつつあるD760。間もなく始まるCESや2月に開催されるCP+で何か発表されるかも知れませんね。楽しみです。