- 話題の怖い絵展を見てきました
- 怖い絵より怖い尼崎市の博物館「シャレコーベ・ミュージアム」とは……!
- 基本的には日曜日のみ開館
- アクセスは最寄り駅から徒歩15分
- 建物の外観、自家用車も頭蓋骨
- 入館料は500円。館長自らお出迎え
- 医大の名誉教授が館長です
- 来館者は頭蓋骨についての試験があります
- 建物の中は頭蓋骨グッズであふれています
- 詳しい展示内容は直接行ってみてください
- 見学が終わったらテストの採点が待ってます
- イベントやら公式ダンスグループもあるよ!
※今回の写真は全てiPhone(6sと7 Plus)での撮影です。
話題の怖い絵展を見てきました
先日兵庫県立美術館で開催されている「怖い絵展」に行ってきました。ポスターのキャッチコピーが秀逸だという記事を見てからずっと行きたかったんですよね。
これがもう大人気でした。ものすごい人混みで全ての絵を見て回るのに2時間かかる始末。入場制限がかかることもあるようです。平日に行くか、休日行くなら午前中から行った方が良さそうです。
怖い絵より怖い尼崎市の博物館「シャレコーベ・ミュージアム」とは……!
で、怖い絵展は本題ではありません。写真撮れないですしね。同じ日に同じ兵庫県にあるナイススポットに行ってきました。
今回行ってきたのは兵庫県尼崎市にある「シャレコーベ・ミュージアム」。その名の通り「頭蓋骨」をテーマにした博物館です。
お近くの人は是非行って欲しいですね。非日常を味わいたい方にオススメです。そんなに怖かったりグロかったりしません。大人なら大丈夫です。子供はちょっと怖がるかも。
基本的には日曜日のみ開館
まず営業時間が限られているので注意が必要です。シャレコーベミュージアムは日曜日しか開いていません。10時から17時までです。
上記のページには撮影禁止と書いてありますが、実際に館内には「撮影OK。SNSで拡散してね」的な貼り紙がありました。今どきの流れに対応していますね。プロカメラマンの撮影はご遠慮ください、らしいのでプロは注意してください。
アクセスは最寄り駅から徒歩15分
西日本の大動脈である国道2号線沿いにミュージアムは建っています。電車で行く場合はちょっと歩かないといけません。阪神「尼崎センタープール前」駅から北に向かって徒歩15分ほどかかります。駐車場はないので近くのコインパーキングを利用することになります。
今回は駅から歩いて行きました。途中喫茶店で休憩しながら国道2号線までたどり着くと民家にしては立派な建物が。
信号を渡って近づくとガイコツたちがお出迎えしてくれました。なかなか怪しい。これは期待大ですぞ。
建物の外観、自家用車も頭蓋骨
ミュージアムの入口へはウェルカムガイコツを通り過ぎてガレージを横切ることになります。車庫にはロードスターと軽ワゴンが置いてあったのですが、これもシャレコーベ! ノーマルなロードスターにはないはずのエンブレムが付いており、ちゃんとガイコツなのです。
軽ワゴンに至ってはデザインがもうガイコツ。まだ入館していないのに既にシャレコーベワールドに入ってしまっています。
そんな自動車たちを通り過ぎるとまたガイコツ君が案内してくれます。曰く「奥の芝生に入って後ろを見てください」とな?
誘導に従って芝生の生えたスペースへ。なるほど、ここに立つとミュージアムの外観が「引き」で見られる寸法になってるんですね。
iPhoneの換算28mmレンズでも入りきらないぐらいの建物は……やっぱり頭蓋骨! これ設計して建てたんか……どれだけガイコツ好きなんだ?
入館料は500円。館長自らお出迎え
まだ建物に入ってもいないのに十分楽しませてもらっていますが、満を持していざ入館です。入るとすぐに受付があり、雰囲気のあるご老人と受付のお姉さんがいました。まずは履き物をスリッパに変えます。土足禁止です。
入館料は中学生以上500円です。小学生は200円。良心的です。
医大の名誉教授が館長です
まずはいろいろと説明を受けます。案の定ご老人は館長の河本圭司先生その人であります。河本先生はお医者さん、関西医科大学名誉教授です。脳神経外科が専門だから頭蓋骨へのこだわりが並々ならない訳ですね。
もちろん常時いらっしゃるとは限らないので、どうしても面会したい人は予約してください。
来館者は頭蓋骨についての試験があります
最初に説明を受けます。ミュージアムの歴史から館内の概要等々。1階部分の展示については館長自ら案内していただきました。そして封筒を渡されるのですが、その中には試験問題が入っているのです! ここに来たからにはちゃんと頭蓋骨の勉強をしなければなりません。
でもご安心ください。3階の展示をくまなく見れば答えられる問題ばかりです。
建物の中は頭蓋骨グッズであふれています
ミュージアムは3階建。まずは2階に上がります。2階は主にシャレコーベをモチーフにしたおもちゃが置いてあります。3階はもうちょっと学術的な展示になっています。本物の頭蓋骨を使ったオブジェなどもあります。
館長がコレクションを始めるきっかけとなったオブジェも実物の頭蓋骨を使った物で、入手当初は不幸が続き、お祓いをしたそうです。何となく怖いのでその写真は撮ってません……。
詳しい展示内容は直接行ってみてください
展示内容は行ってからのお楽しみと言うことであまり詳しくお話ししません。是非その目でお確かめください。ちなみにコレクションの内1/5も表には出ていないらしいので、一度来ただけでは全ては分からないようです。3階来館すると4回目は無料になるので、気に入った方は通うしかない……!
といいつついくつかチラ見せ。ネットで拡散してくださいと言うことだったので。ショーケースに沢山の頭蓋骨グッズが収まっています。
クリスタルでできたガイコツたち。実物大のクリスタルスカルもありますよ。
頭蓋骨グッズはドクロの立体とは限らない。「書」もあります。
やけにポーズがかわいいガイコツ天使も居ました。
見学が終わったらテストの採点が待ってます
そして一階に戻りいよいよ試験問題の採点をしてもらいます。結果は無事に満点。初級の証書をいただきました。館長自ら名前を記入してくれました。やったね。
イベントやら公式ダンスグループもあるよ!
毎年ハロウィーンの時期にはイベントが開催されるようです。その時にまた来たいなぁ。中級試験もあるそうなので、ランクアップのチャンスですしね。
そうそうskb(シャレコーベ)という公式ダンスグループもいるらしいんで、ハロウィーンイベントでは見れるはず。本家AKBとの共演も果たしてるそうです。
こんな感じ↓
こりゃハロウィンイベントの日にまた行くしかないね!
館長の著書です↓
カラーで見るシャレコーベの謎紀行―頭蓋骨にまつわる世界の不思議を訪ねて
posted with カエレバ
河本 圭司 メディカ出版 2010-09-13