デジカメ買い物思考

デジタル一眼レフカメラニコンD750にハマった男がいかにして買い物をしていくかを記録します

6,000円の激安「UTEBIT モノブロックストロボ 180W(T-180B)」を思わず購入。使い方をご紹介!


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長くなったんで目次から気になる部分にジャンプしてくださいね

なんて時代だ! モノブロックストロボが6,000円でAmazonに売ってる!! こんな事ってある? 定番メーカーの製品だと5万円でも安いぐらいなのに! 使い物になるのか?

ということで管理人。勢いだけで買ってしまいました。クリップオンストロボもまだ満足に使いこなしてないのに大丈夫か。せっかくだからどこまで使えるか検証しました。

かつて3,000円のクリップオンストロボを紹介しました

以前このブログで取り上げた3,000円の激安ストロボNEEWER TT560。これを始め、カメラのライティング機器は中国メーカーが大活躍中。クオリティも大手メーカーのものと遜色なく、割り切って使えばかなり役に立ってくれます。

demcoe.hateblo.jp

お陰様でこの記事は当ブログでも高い人気を得ることができました。珍しくちゃんと実験した画像を載せたのが良かったのかな?

モノブロックストロボって何?

上の記事のTT560はクリップオンストロボと言いまして、照明機器の中ではお手軽な物の一つです。プロはもっと大型のストロボを使うことが多いです。その一つが今回購入した「モノブロックストロボ」です。

コンセントのある場所で使うストロボです

モノブロックストロボは電源と発光部が一体になった照明機器です。バッテリー駆動する物もありますが、基本はコンセントにつないで使います。UTEBITモノブロックストロボ「T-180B」もそうです。つまり室内でしか使えない訳です。発電機を持ち歩かない限り。

UTEBITモノブロックストロボのメリット

電池で動くわけではないので、電池切れがありません。またコンセントから大きな電力を取り出せるので、明るさも大きくできます。発光させた後のチャージにかかる時間も短くできます。コンセントが使える環境であればパワー面ではクリップオンストロボを圧倒する性能があるわけです。

手が届くモノブロック UTEBIT T-180B

プロ用機器と言ってもアマチュアが使っちゃいけない訳ではありません。むしろ性能に余裕がある方が使いやすかったりしますからね。ましてやT-180Bは6,000円です。純正クリップオンストロボの最下位モデルよりまだ安い。手が届く。

例えば国内の代表的なメーカーであるコメットのTWINKLE 02 F-RSだと8万円弱しちゃうわけです。

下手すると一生縁がないと思っていたモノブロックストロボを買える日が来るなんて……。と思ったらついついカートに入れるボタンを押しちゃいますよね。

UTEBITモノブロックストロボのデメリット

クリップオンストロボと比べたときのデメリットは、まずコンセントのない場所では使えないこと。あと大きいこと。持ち運ぶのが結構大変です。またライトスタンドに設置しないとダメなこと。カメラの上に載せられないですからね。

ただ、ちゃんとライティングするためにはストロボはカメラから離す必要があるので、それだとクリップオンもモノブロックも結局同じですね。

モノブロックストロボを使いこなしてやるんだ! という気合いさえあれば何とかなる! もう買っちゃったし。

まずは届いたパッケージを開けてみよう

ということで手元に届いた製品を開封します。箱は白箱ですね。UTEBITのシールが貼ってあるぐらいです。

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フタを開けるとストロボ本体と付属品が出てきました。長い電源コードとシンクロコードが付いています。ホントはモデリングライトの電球も別に入っていました。この写真は取り付けちゃった後です。

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なんと日本語説明書付き

こんなに安いのにちゃんと日本語の説明書が付いています。正直説明書が要らないぐらいシンプルなんですが、海外向けの製品をそのまま持ってきただけではないのが嬉しいですね。

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電源ケーブルは3P。変換プラグが必要

電源ケーブルのコンセント部分はアース極付きの3Pになっています。普通の家庭のコンセントで使う場合は変換プラグが必要です。いずれ電源ケーブルを2Pにするって話がAmazonの売り場ページに書いてありました。いつになるのかな?

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電源ケーブルに謎の文字列が……!?

ていうかケーブルになんか書いてある。マウスコソピユーター??

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ケガに注意。モデリングライトの取り付け

モデリングライトというのはモノブロックストロボに付いている電球です。ストロボは瞬間的に光る物なので、どのように光が当たるかは発光させないと分かりません。でもモデリングライトは定常光(ずっと光ってる普通の電球)なので、光の当たり方をイメージしながらストロボの位置調整をしたりできるわけです。

平べったい電球が入っており、二本足のソケットをストロボ中央に差し込みます。これが結構入りにくい……しかも電球は雑に成型されたガラスで、力を入れると端っこが欠けました。それを拾い上げたときに指を切ってしまう失態……。そもそもこの電球、素手でベタベタ触る物ではないそうです。軍手を付けてやりましょう。気を付けてください。

本体の操作部分を解説

UTEBIT T-180Bに限らないのですが、発光部の反対側に操作部分が集まっています。図解した画像を貼っておきます。

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1.充電完了ランプ

ストロボが発光可能になると緑色に光ります。充電中は赤色に光ってます。

2.シンクロコードのコネクタ

カメラと有線接続する場合、ここにケーブルを挿します。形状は3.5φ(イヤホンなどと同じ)です。

3.テスト発光ボタン

押すとテスト発光します。

4.サウンドボタン

押すと充電完了時に音を鳴らしてくれるようになります。実際の撮影時にあると便利です。充電完了ランプが見える位置に居るとは限らないので。ONになっていると左上のLEDが点灯します。

5.スレーブボタン

押すと他のストロボ発光に反応して光る、スレーブモードになるボタンです。簡単にワイヤレス発光したい場合に便利ですね。ONになっていると左上のLEDが点灯します。

6.電源スイッチ

シーソー型になっています。真ん中がOFFで上に押し込むとストロボのみON、下に押し込むとモデリングライト+ストロボONとなります

7.電源コネクタ

電源ケーブルを差し込むコネクタです。

8.発光量調節ノブ

発光量を1/1~1/16の範囲で調整できます。なるべく小さい発光量で使うようにすると充電待ち時間や発熱量を少なくできますが、撮影する対象やカメラの設定次第で調整する部分です。

早速テストをしてみる

使い方もざっくり分かったのでとにかくスイッチオン。カメラにつなぐ前にテスト発光してみます。当たり前ですが、無事に発光。何度か発光させ、チャージも素早いことを確認。サウンドボタンを押しておけば小気味良い音で知らせてくれます。

モデリングライトがかなり熱い

モデリングライトはハロゲン電球でかなりオレンジっぽい色。でも光の当たり方が分かるのはありがたい。クリップオンでライティングするとき、ほぼ勘でやって撮影しながら調整しますからね。ただしかなり熱いので注意が必要だと思いました。

必要なときだけモデリングライトをONにして、なるべく発光時間を短くした方が良さそうです。

今度はライトスタンドに設置してみる

徐々に実践に近づいていきます。次はライトスタンドに設置です。接続部はメスになっているので、ライトスタンドはオスになってる必要があります。最近の格安スタンドは大体オスになってるかと。逆に言うとちゃんとしたメーカーだとメスだったりするのでアダプタが要ります。管理人は下のスタンドを使っています。アダプタ不要です。

真上は向かないが天井バウンスは大丈夫

まずUTEBITモノブロックストロボ単体で取付。あんまり被写体に直射することはないと思うので、天井バウンスのイメージで上に向けてみました。

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形状的に完全に真上は向きませんが、スタンドの設置場所次第で十分天井バウンスはできます。

アンブレラもそのまま取り付けられる

大体のモノブロックストロボがそうなっているように、UTEBITの製品もアンブレラを固定する穴があります。

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この状態がモノブロックストロボの基本形って気がします。クリップオンストロボでこのフォーメーションを組むブラケットを以前から使っていますが、そっちがイレギュラーであって本来モノブロックストロボでやる構成を真似てるだけですね。

いよいよカメラとシンクロさせてみる

長々と書いてきましたが、やっとここまでたどり着きました。カメラのシャッターに連動させて発光させられないとストロボとしては意味が無い。連動させる手段としては有線と無線があります。

有線でモノブロックストロボとカメラをシンクロさせる方法

まずは基本の有線です。UTEBITモノブロックストロボにもシンクロさせるためのコードが標準添付されています。このコードをカメラ側のシンクロターミナルに接続すれば、後は自動的にシャッターに連動してストロボが発光します。

自動的というか設定する項目がどこにもないです。さてD750にケーブルをつなぐか……ってD750にはシンクロターミナルがないんだった……。そういうときはコレを使います。

これをホットシューに付ければUTEBITモノブロックストロボに付属のケーブルが接続できます。

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ということで接続……シャッターを切る……光った! 問題なしです。まあ当然ですね。有線なら信頼性は高いです。難しい設定もないし。ただ、スタジオ内で動き回りながら撮影する場合、電源ケーブル&シンクロケーブルの2本を取り回しながらってのは煩わしい。2灯、3灯と増えるとさらに、だし。

ケーブルは気を付けないと引っ張って照明を倒したりします。モデル撮影だとモデルさんを危険に晒しかねない。やっぱり本命は無線接続でしょ。

無線でモノブロックストロボとカメラをシンクロさせる方法・スレーブ機能

さて無線でシンクロです。UTEBITモノブロックストロボにはスレーブ機能があります。他のストロボの発光に連動して光るというヤツです。まずUTEBITモノブロックストロボ側のスレーブボタンを押します(上の説明の5番)。

発光はしたものの……最初は失敗

後はD750側の内蔵ストロボを立ち上げてシャッターを切る……光った! のに撮れた写真は真っ暗?? 全然被写体に光が当たっていません。確かにストロボは発光したのにな。

原因は内蔵ストロボの設定。無事解決

これは初期設定だと内蔵ストロボがプリ発光するのが原因でした。TTLモードだと素早く2度光るため、最初の発光にモノブロックが反応して露出がおかしくなります。カメラのメニューから内蔵ストロボの設定をマニュアル発光に変更することで解決しました。

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これだとかなりお手軽にワイヤレスライティングできますね。

なお、内蔵ストロボの光を被写体に当てたくない場合は以下のアイテムを使います。

作りは原始的ですが、効果は絶大ですよ。

ここまで来たらさらに実験。今度は専用の無線送信機GODOX X1を使ったワイヤレス発光を試してみます。

無線でモノブロックストロボとカメラをシンクロさせる方法・ワイヤレスフラッシュトリガー

今、管理人がメインで使用しているワイヤレス発光システム。それがGODOX X1です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

demcoe.hateblo.jp

これの受信機とUTEBITモノブロックストロボを接続することで、GODOX X1と連動できるはず。実際にスタジオで使用するなら、この構成で使いたい。ということで受信機とモノブロックストロボを短いケーブルで接続。これはGODOX X1の送受信セットに入っています。

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この写真は受信機をUTEBIT T-180Bの上に載せてるだけです。固定できていません。そのままだとブラブラするので上手く保持する方法を考えないと。

で、送信機を取り付けたD750のシャッターを切ると……光った! これこれ。これなら電波で通信しているので、例えば内蔵ストロボが届かない位置にT-180Bを置いてもちゃんと発光してくれます。

連続発光の様子を動画にしてみた

ストロボの性能を調べるときに気になるのがチャージ時間です。発光させてから次の発光までどれだけ待たされるか、ですね。あまりに待たされるとテンポが悪くなるので早い方が良い。でも実際使ってみないとホントの所は分かりません。

ということでUTEBITモノブロックストロボを連続発光させる様子を動画に撮ってみました。YouTuberデビューというわけです。いや顔出ししてないからちゃいますけどね。

www.youtube.com

発光量最小~真ん中~最大、それぞれの光量で連続発光させてます。1/1(最大)で発光させるとチャージに結構時間がかかることが分かります。まあスペックでも2秒かかると書いてありますからね。ブツ撮り(静物写真)なら問題ないかと。モデル撮影だとちょっとテンポ悪いかな。適当に光量を絞って使いたいところです。

最後に実写サンプル。モノブロックでブツ撮りしてみた

思い付く限りの情報を書いていったら随分長くなってしまいました。で、結局このストロボ使ったらキレイな写真が撮れるんかい? つまりそこですよね。どんなカメラ機材も最終的にはキレイな写真を撮るためにあるわけですから。

で、腕の問題が影響するので割り引いて見て欲しいのですが、冒頭のTT560の記事でも撮影した壺ネズミの撮影をやってみました。

天井バウンス

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アンブレラ

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ホワイトバランスはRAW現像で調整しているのですが、天井バウンスの方は天井が若干クリーム色なので調整に手間取りました。その点アンブレラは調整しやすかったです。天井の色は場所に左右されますね。もちろん写真用のスタジオなら真っ白になってます。

アンブレラの方が光を限定している分、陰影が付いて立体感がありますね。天井バウンスはお手軽で単に光を回すだけならあまり何も考えなくて大丈夫。

どちらにしろ、ここまで光が回るのはモノブロックストロボの大光量のなせる技です。クリップオンストロボとはやっぱり違うぜ。

(参考)クリップオンストロボの天井バウンス

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モノブロックストロボと比べるとやっぱり光が回りきってない感がありますね。

結論。みんなモノブロック使っちゃいなよ

カメラを趣味にしている人なら大して痛くない6,000円でプロも使っているようなモノブロックストロボが手に入る、ありがたい時代です。ヤフオク、メルカリとか小規模なネットショップをやっている人なら、これ1発天井バウンスするだけでかなり写真のクオリティが上がるんじゃないかな? としたらモノブロックストロボを身近な存在にするこの製品は革命的ですよ。

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