センサーサイズの大きさに救われる
実は私はNikon1 J5というミラーレスカメラも持っていまして。また記事にしますがこのカメラは実によくできています。条件さえ合えばめちゃ綺麗に写ります。
J5のセンサーサイズは1インチ。フルサイズのセンサーは面積比で7倍以上の大きさです。1インチでも綺麗に写るならええやん? と思うところですがやっぱりフルサイズは格が違います。D750を買ってから常々そう感じています。
まさに「レベルを上げて物理で殴る」という感じ。センサーの大きさに余裕があれば、条件が合わなくても(=多少失敗しても)めちゃ綺麗にできる!
実際に逆光写真を救ってみる
以前公開したポートタワーの写真を例にLightroomを使って補正してみます。この写真は一応狙って逆光で撮ったのですが、ここでは失敗して被写体が暗く写っちゃったとしましょう。ポートタワーの写真ばかりだな、このブログ。
で、補正前後の写真がこちら。ちゃんとポートタワーの赤が出てます。空も青いし、木の葉も緑色。太陽が背後に光ってるとは思えないレベルに。
暗く写った写真を無理に明るくするとノイズが出てきて荒れてしまいます。そう、センサーサイズが小さいカメラならね……。
ということで等倍の画像がこちら。クッキリしとるなぁ! ええ?
なお補正後の方はノイズ除去しています。さすがに明るく補正するとちょっとはノイズが出ます。でも解像感を損なわない程度のノイズ除去で済んでしまいます。
攻めよ、表現者。
もともと撮影時もオートフォーカスが速くて正確、各種動作も高速、持ちやすくて構えやすい、手ぶれ補正も強力、等々の機能で極力カメラマンをサポートしてくれる上、失敗してもなお豊富なデータ量で救ってくれる……。
なんてこった。最高じゃないかフルサイズ一眼レフ。D750。