いきなり個別の店舗紹介から入ったりしていますが、改めて石垣島のいいところをざっくりご紹介したいと思います。一度の旅行では楽しみきれませんよ!
温かい
いきなりアホみたいな見出しですね……。当然南の島なので本土に比べてずっと温かいです。年間平均気温は24.3度。東京は15.4度なので全く違います。といっても夏の暑さはさほど変わりません(湿度は違うかも……これは別記事で)。
秋~冬あたりはかなり気温の差が出ます。なので空港までの服装と現地での服装の両方が要ります。まあ上着を持って行くだけですけど。石垣島は冬といっても12月の平均気温で20度超えてますからね。
もちろん真夏がハイシーズンとなるのですが、他の季節よりは混むし春が一番良いかも知れません。海が比較的穏やかなのも春のようです。海の荒れ具合は離島への船の運航状況に影響します。特に一番遠い波照間島行きはすぐに欠航するので穏やかな時期を選びたいところです。
焼肉、刺身! 食べ物が美味しい
個人的にはこれが一番の魅力だと思っています。近くの海で捕れるマグロや和牛の元祖、石垣牛が美味しくて仕方ない。
マグロは本土で食べるとほとんどの場合一度冷凍されていますが、石垣島だと獲れたてが出てきます。ネットリとした舌触りが美味すぎる。焼肉については様々な店でコンスタントにクオリティの高い肉が食べられます。石垣牛を出す店は定められたマークを掲げているので分かりやすいです。
沖縄料理はな~という人も大丈夫です。沖縄料理以外の選択肢が豊富にあります。
値段については決して安いわけではありません。このクオリティにしては安い! とかはあるかも知れませんが、旅行先でごちそうを食べる、となるとそれなりにお金はかかるものです。石垣島も例外ではないということですね。ただ選べば超絶コスパの店もあります(例:ひとし)。
どこに行っても風光明媚
石垣島はどこに行っても絵になります。何というか本土とは目に入ってくる色合いが違いますね。カメラブログ的に表現するとデフォルトで「自然な彩度+30」という感じです。PhotoshopやLightroomの設定項目です。すいません。
ミシュラングリーンガイド三つ星を獲った川平湾を出すまでもなく(上の写真で出してるけど)、いろんな場所がキレイです。海が見える位置にあるカフェなんか晴れてればたいてい絶景ですね。まるで絶景のバーゲンセールだな。
惜しむらくは熱帯雨林な気候のため雲が非常に出やすいことです。スカッと青空な時間って案外と少ないです。いざ写真を撮ろうと思うとそれを実感しましたね。一番最近行ったときは、わざわざ衛星写真で雲の範囲をチェックしたら島より100倍大きい雲に覆われてて絶望しました。青空を求めて車でほぼ島を一周したのに……。
どこに行っても誰もいない……
ホラーのような見出しですがその意味するところはというと。近年石垣島は人気で観光客が増えているそうです。なのですが……中心街や人気飲食店は別としてちょっと郊外のスポットに行くとほとんど人がいません。
一番メジャーな川平湾だと駐車場がいっぱいなこともありますが……やっぱりそんなに人はいません。穴場! というほど穴場でなくてもその場にいるのが10人以下な事がほとんどです。離島に行けばさらに誰もいません。普段人混みに紛れて生きている身にとっては本当に癒やされます。
皆さんどこに行ってるんですかね。マリンスポーツしてるのかな。私はその辺全然やってないので観光客に遭遇しないのかも知れません。
アイランドホッピングが楽しい
島ごとに個性があり、飽きません。定期船が就航している島だけで6つあります。一度行っただけでは制覇できませんよね。何回も行きましょう。
石垣島からわずか15分で行けて、自転車で楽に一周できる島、竹富島。NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台となった小浜島(こはまじま)。ハートの形をしている、人より牛が多い島、黒島。石垣島より大きくほぼ全域がジャングル、イリオモテヤマネコでお馴染み西表島。西表島のすぐそば、歩いて島を一周できる鳩間島。有人島で日本最南端、果てのうるま(珊瑚)こと波照間島。
どの島も魅力的です。石垣島そのものも見所いっぱいなのにね。目移りしちゃうね。
南国特有のユルい空気
十把一絡げにするのは良くないと思いつつも、全体的な傾向としてはやっぱりあると思います。南の島特有のユルい空気。商売っ気のないお店やらタクシーの運転手さんに出会うと和んでしまいます。都会のギスギスした空気の中で過ごしていると、ただ石垣島にいるだけで癒やされます。
と、まだまだ語り尽くせていないですがこれからも石垣島の話をちょいちょい入れて行こうと思います。さて、次はいつ行こうかなぁ?