デジカメ買い物思考

デジタル一眼レフカメラニコンD750にハマった男がいかにして買い物をしていくかを記録します

みんな大好きpeak designのアクセサリで、素早いレンズ交換を実現! 「ピークデザイン レンズキット」

peak design最高やんけ

 ネットでカメラブログを読んでいるとかなりの頻度で登場するメーカーが「peak design」。バッグやベルトにカメラを固定する「キャプチャー」が有名だと思います。またカメラストラップの脱着が簡単にできるアンカーリンクスも便利そうだと思いつつ、今まで購入には到ってませんでした。
 
しかし今回レンズ交換を素早く行いたいと思って、peak design製品を揃えた結果……こりゃいいわい。もっと早く買っときゃ良かった。となったのでお伝えしたい次第です。 

なんでpeak designのアイテムを買うことにしたの?

 事の始まりはAF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDを購入したことです。既存のAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gと使い分けたい、でもそのためにいちいちバッグからレンズ取り出して交換するか~? となりました。交換が億劫だからって15~20万円するレンズを活用できないのは悲劇。何とかせねば。
 
ズームレンズならこんな悩みはありません。でも単焦点でがんばるキャラで行くと決めたんだ。実際問題58mmと105mmをカバーするF1.4のズームレンズなんて無いですからね。 

何とかして素早くレンズ交換したい!

 バッグを常に背負い、その中からレンズを取り出して交換は面倒すぎてダメ。最初に思い付いたのはYouTubeかなんかで見たこういうアイテムです。
 
 
レンズをマウントで固定できてストラップで持ち歩けるホルダーですね。なかなか面白い。でもカメラとレンズホルダー2つのストラップが交差するのがなー。何かうっとうしいな……。兵隊さんみたい。 

レンズと身体が一体化! peak designのレンズキット

 そこで目を付けたのがpeak designの「レンズキット」でした。これは上記の製品とほぼ同じ物ですが、同社の「キャプチャー」に固定できるのがポイント。キャプチャーをベルトに付けておけば、レンズを腰に固定できるのです。
 
なんか侍みたいでカッコいい!? 兵隊さんはダメで侍は良いのかよというツッコミもありますが、これはいいぞーと思って一通り購入しました。 

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レンズキットのパッケージ。Fマウント用

 

 

パッケージへのこだわりを感じるpeak design製品 

ついでというわけではありませんが、カメラストラップもpeak design化。いろいろと届きます。パッケージにこだわりを感じますね。製品が外から確認できるようになってます。店頭でも分かりやすいですね。通販で買ったけど。細部まで神経の通った製品作りで、所有欲を満たしてくれます。

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キャプチャーのパッケージ

これまでキャプチャーを買わなかった理由

 peak designのキャプチャーやストラップについてはかなり前から興味があったのですが、購入に到らなかった理由があります。キャプチャーに設置するためにはカメラ側にプレートを付けておく必要があります。しかし管理人は頻繁にバッテリーグリップを付け外しするのです。なのでカメラ本体の三脚ネジ部分は開けておかないとダメ。
 
ということで躊躇していました。現在はカメラ本体の三角環にアンカーリンクス、バッテリーグリップの三脚ネジにプレート+アンカーリンクスという構成にしています。これでまあバッテリーグリップの付け外しとストラップを両立できています。

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アンカーリンクス取付位置

 
キャプチャーにカメラ本体を固定するのはハナから諦めています。バッテリーグリップ付きのD750をキャプチャーに取り付けてしまうと高さがありすぎて邪魔だからです。

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試しに付けてみるとこうなった。絶対どこかにぶつける……

105mmF1.4の重みに耐えられない

さて、では本命の「レンズを腰に固定する」作戦の実行です。ベルトにキャプチャーを固定してレンズホルダーを装着。105mmF1.4をマウント部にねじ込み固定……! ギャー! レンズの重みでズボンが脱げる~。

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レンズの重みでベルトが垂れ下がる
さすがに重量1kg弱の巨大レンズを腰に付けるのは無理があったか。400g弱の58mmF1.4なら大丈夫なんだけど。 

ちゃんと解決策が用意されてた「プロパッド」

 でもpeak design公式のプロモーション動画でも1kgあるはずの24-70mmF2.8を取り付けてるんですよね。ほぼ同じ重さの105mmF1.4は何とかならないのかと思ってよく見ると、良い感じのオプション品がありました。「プロパッド」です。

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プロパッドのパッケージ。この写真はさすがに演出では……
これはキャプチャーに重い物を取り付けるときの土台になります。硬質のプレートが入っていてより広い面で支えるので安定感が増します。また、ベルトにキャプチャーを直接付けると地面に垂直の向きになって付け外ししづらいところ、プロパッドがあればキャプチャーの向きが地面と平行になるので使いやすいのです。

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レンズキットをキャプチャーに取り付け、プロパッドを土台に

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58mmF1.4と105mmF1.4を同時に付けてもプロパッド無しより垂れ下がらない

あくまで撮影時限定の装備ですよ

 プロパッドを導入することで105mmF1.4を取り付けてもかなり安定するようになりました。でもこの状態はあくまで撮影時限定かなと。この状態のまま電車に乗ったり街中を移動すると、あちこちにレンズがぶつかって危ないです。付けているのを忘れて腰を下ろしてレンズを椅子や地面に叩き付ける悲劇が起こるかも……。その辺は注意して使う必要がありそうですね。
 

まだ空中レンズ交換には慣れない

 早速この装備を前回のポートレートセミナー時に試しました。1度だけレンズ交換してみました。他の参加者と交代で撮影するので、あまり時間をかけると迷惑がかかります。バッグまで戻って交換するよりは素早くできましたが、なかなかホルダーにレンズがハマらずもたつきました。慣れが必要ですね。
 
公式PVだと片手にカメラを持ったまま片手でスムーズにレンズを交換しています。練習したんだろうなぁ~。 

カメラストラップ「スライド」も出来がいいです

 今回のpeak design化に合わせて買ったストラップ「スライド」もかなり良いです。素材がスベスベしているのでカメラの取り回しがしやすい。

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元の三角環に付けるよりこっちの方がカメラを持つとき邪魔になりません
ニンジャストラップ的に伸び縮みを素早くできるのですが、ここも作りがしっかりしているのでスルッと伸びるし、レバーを止めればピタッと固定。アンカーリンクスで取り外しできるのも、収納時に便利です。

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よくできたレバーです
どうしてもニコン純正の型番入りストラップが使いたいんだい! という場合でも、既存のストラップをアンカーリンクス対応にする製品もあるので安心です。
 
 

まとめ・買って良かったpeak design

まあ今更こんなブログの片隅で叫ばなくても知ってるよって話ですが、今回peak designの製品を買ってみてその使い勝手の良さに感心しました。レンズを腰に付ける作戦は飛び道具であって王道のストラップとアンカーリンクスの組み合わせだけでもさっさと導入しておけば良かった、と思わせる出来です。