デジカメ買い物思考

デジタル一眼レフカメラニコンD750にハマった男がいかにして買い物をしていくかを記録します

CP+2019でニコンZマウントの明るい未来が見えた

今年も行ってきましたCP+

毎年2月の末から3月の頭ぐらいの時期に開かれている、カメラの展示会「CP+」。今年も短い時間ではありましたが、初日に行ってきました。

 

しかしカメラの売り上げは右肩下がりのはずなのにCP+はいつも人であふれかえってますね。全国からカメラファンが集まっているからでしょうか。ここで発表される新製品・新技術も多いので注目されてるのでしょう。

ニコンの瞳認識AFが使ってみたい

個人的な今回のお目当てはニコンZシリーズの瞳認識AF体験でした。5月にファームウェアのアップデートで既存のNikon Z7/Z6が瞳認識AFに対応するのです。それがいち早く触れると言うコーナー。

 

瞳認識AFについてはソニーが先行しており、Nikon Zシリーズが発売したときも「顔認識はあるけど瞳認識がないじゃなぁ」という声が聞こえていました。実際ポートレートを撮影するときは余程の意図がない限り目にピントを合わせるわけで、瞳認識の需要は大きいのです。

 

それが無料(だよね?)のファームウェア更新で実現されるなんて良い時代ですよ。

瞳AFのデモ機を触ってみました

で、早速行列覚悟でニコンのブースに行くと……すぐ触れました。

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残念ながらこのデモ機で撮影した写真データを持って帰ることはできませんでした。せっかくXQDカード持って行ったんですけどね。しかし使い勝手としては何の問題もなかったです。きちんと瞳を認識してくれるし、十字キーで左右の目を切り替える事ができます。

ミラーレスのAFエリアは魅力的

一眼レフとミラーレスの差を特に感じるのがAFエリアの広さです。特にフルサイズ一眼レフはAFエリアが狭いんですよね。真ん中に寄っています。なので目にピントを合わせようとすると構図を自由に決められないわけです。

 

フォーカスロックはモデル撮影ではテンポが悪くなるので使わない流派に所属してしまったので。

 

それがミラーレスなら画面の端までAFエリアがあります。しかも瞳認識AFがあればいちいちフォーカスエリアを移動させる手間も省けます。まあソニーはずっと前から実現していたのですが、ニコンでもできるようになるんですね。

 

正直この機能はZシリーズ第2世代までお預けかと思っていました。しかしファームウェア更新で追加されるんだったら今のZ6でも十分魅力的に見えてきた……。

ニコンZマウントにソニーのレンズが付けられるアダプター

しかも今回のCP+ではさらにZシリーズが魅力的に見える製品がありました。焦点工房のブースにあったのはなんとZマウントにαEマウントレンズを付けられるアダプター!

dc.watch.impress.co.jp

ZマウントとEマウントのフランジバックはわずか2mm。その幅でAFが効くアダプター作っちゃうの? 実際にブースでAFする様子を見せてもらったのですが、全く違和感なく動いていました。なんじゃそりゃー。

 

保証されているわけではありませんが、Eマウント用のマウントアダプターを連結すればキヤノンEFレンズも動くとか……。

 

これZマウントでありとあらゆるレンズが使えるってことに。恐ろしい。マウントの天下統一できてしまうのでは?

自動首振りストロボがニコンにも!

そのほか面白いものといえばケンコー・トキナーブースで自動首振り機能付きのストロボが展示されていました。

www.kenko-tokina.co.jp

キヤノン純正の470EX-AIと同じ機能ですね。カメラの縦横を持ち替えてもストロボヘッドが決定した向きに自動で動いてくれるというやつです。キヤノンは純正品があるからか、このストロボはニコン用が最初に発売。5/24です。

 

管理人は基本的にオフカメラでバウンスさせるのですが、どこでもライトスタンドをおけるわけではないですしこれがあれば便利なのは間違いないですね。

パナソニックのフルサイズもいいぞ

その他、見てきた中で良かったのはパナソニックのフルサイズミラーレスLUMIX S1ですね。使い心地はLUMIX G9PROとほぼ同じ。で、フルサイズ。顔認識、瞳認識も始めからついてるし最後発だけに隙がないカメラだと思いました。

 

しかし人が多くて見たい物を絞らないとなかなか見れなかったですね。帰ってからニュースサイトを見た方が分かりやすかったり……笑。でも年に一度のカメラのお祭りですからあの熱気を味わうのも良いと思います。テンションは上がります。また来年も行きたいですね。