デジカメ買い物思考

デジタル一眼レフカメラニコンD750にハマった男がいかにして買い物をしていくかを記録します

リチウムイオンバッテリー搭載フラッシュGodox V850IIを購入。TT685や3,000円ストロボTT560と比較しました

ストロボばっかり買う管理人

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はい。また買っちゃったよ。新しいストロボ。今回はGodox V850IIです! 

こいつの特長は単3電池を使う一般的なクリップオンストロボと違って、専用のリチウムイオン充電池を使うところ。単3電池より電池が長持ち、チャージ(再発光するまでの時間)が早い。と言われています。

 

D750を使い出してからストロボを買うのはこれで3つ目。これまでに買った2つはGodox TT685N(のOEM品)とNEEWER TT560(これも中身はGodox)です。と言うことでこれらのストロボを比較してみました。

 

クリップオンストロボはハッキリ言ってメーカー純正品を買う必要は無いと思います。安くて高性能なストロボ(フラッシュ・スピードライト)をお探しの方は参考にしてください。

 

V850IIはGodox(神牛)という中国メーカーの製品です。ここ最近クリップオン~バッテリー型モノブロックストロボぐらいのレンジはGodoxが席巻していると言っていいと思います。メーカー純正品を超える機能を1/3以下の価格で実現しているからです。

Godoxのクリップオンストロボ一覧表 

Godoxの製品はたくさん出ているので、クリップオンストロボを一覧表にしてみました。 

モデル名 TT350 TT560 TT600 TT685 V850II V860II
実売価格 \9,700 \3,099 \7,200 \12,500 \15,500 \20,000
ガイドナンバー 36 38 60 60 60 60
電源 単3電池2本 単3電池4本 単3電池4本 単3電池4本 リチウムイオン バッテリー リチウムイオン バッテリー
無線機能 2.4GHz帯 シンクロ発光 2.4GHz帯 2.4GHz帯 2.4GHz帯 2.4GHz帯
TTL対応 × × ×
HSS対応 × 要トリガー 要トリガー

表中の記述に対する補足

・実売価格は記事作成時点のAmazonでの価格です。

・ガイドナンバーは光の強さを表します。TT350のみ「フル発光・105mm・ISO100」、その他のモデルは「フル発光・200mm・ISO100」です。

・TT560を除くモデルはGodoxの無線システム X Systemに対応しており、親機にも子機にもなれます

・TTLはストロボが自動で光の強さを調節する機能です。メーカーごとに処理方法が異なるため、TTL対応モデルはメーカー別に分かれています。Canon用はTT685C、Nikon用はTT685Nという感じ。

・HSSはハイスピードシンクロの略です。シャッター同調限界(1/250とか)より速いシャッタースピード時でもストロボが使える機能です。これが無いと「シャッター幕の影」が写り込んでしまいます。

・TT600とV850IIはX Systemのトリガー(X1Tなど)の子機になっている時のみHSS対応となります

・V850、V860という「II」が付かないモデルはX System非対応なので注意

Godoxのラインナップ構成が見えてきた

表を見ると分かりますが、TT600とTT685・V850IIとV860IIは電源が異なるだけで同じ関係性にあります。TT350はコンパクト版、TT560はとにかく光ればOK版って感じですね。

 

前回買ったTT685は単3電池モデルの最上位機種と言えます。TTLにも対応して機能が豊富。じゃあ次はV860IIを狙うのが自然……なところ今回はV850IIを選択しました。

 

何故か。

TTLは無くていいからV850IIを選ぶぜ

結局TTLって使わないんですよね~。最初に買ったTT560なんて単純明快。ほぼ光の強さを選ぶ機能しかない。これで十分なんですよ。撮影して画像チェックして強くするか弱くするか変えるだけなのでマニュアルでOKなのです。

 

TTLはそれを自動でやってくれるんだから便利じゃないの? と思われるかも知れませんが、ストロボが考えるベストな明るさが自分の思うベストな明るさとは限らないため(補正も出来ますが)、撮影の度に機械の判断で明るさをコロコロ変えられると逆に面倒だったりするのです。

 

と言いつつTT685のTTL調光は割と賢いです。1灯なら天井バウンスでも上手くやってくれます。ただ2灯以上になるとTTLには頼れません。と言うことでV850IIを選びました。

 V850IIの簡単な使い方

さて届いたV850IIを早速開封。まずは充電池に充電します。 

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かなりごっついリチウムイオンバッテリーです。これのおかげでフル発光で650回というバッテリーライフを誇ります。単3電池×4本のTT685だとフル発光230回とされてるので、2.8倍ほど電池長持ち。

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こんな感じで本体の大部分をリチウムイオンバッテリーで満たしております。これは頼もしい。

 

充電が完了したら必要な設定をしていきます。マニュアルストロボなのでほとんどやることはありません。手持ちのワイヤレストリガー「X1T-N」とのペアリングぐらいかな。X1Tについては以下の記事で紹介しています。

demcoe.hateblo.jp

……どうやってやるのか分からん。付属のマニュアルは英語と中国語だからなぁ。と思っていろいろいじっていたら、何とか設定できたので簡単にご説明。まず本体裏の操作部分はこんな感じになっています。

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「SET」ボタンの周りはグルグル回って数値の切替などが行えます。上下に分割されている4つのボタンは、普通に押すと上の機能・長押しすると下の機能という操作方法になります。で、行った設定は2つ。

チャージ完了の音声を鳴らしたい

チャージ完了の音は必須です。フル発光でもしない限りほぼ一瞬でチャージしてくれますが、撮影のリズムを保つためにも鳴って欲しい。

 

これはZOOM/Fnボタンの長押しで呼び出せる各種設定からできます。SLやらFCやら謎の略称がいろいろ出てきますが、SETボタンで確定していくとBPと言う文字が出てきます。これは「BEEP」の略っぽい。SET周りのダイヤルを回すとONとOF(off)が切り替わります。ONにしてSETボタンを押すと、画面に♪マークが表示されます。

X1Tとペアリングさせたい

ワイヤレス発光させるためにはトリガーとのペアリングが必要。同じメーカーなので複雑な設定はなく、CH(チャンネル)の設定を親機であるX1Tと揃えればOKのはずです。

 

手順としては先にV850IIをスレーブモードにする必要があります。MODEボタンを長押しするとモニタの左下に椰子の木のような無線マークが点滅します。その状態でダイヤルを回すと「無印」→「M」→「S」の順に表示が切り替わります。この「S」がスレーブです。

 

スレーブの状態でGr/CHボタンを長押しし、ダイヤルを回すとチャンネルが切り替えられます。これでX1Tと揃えました。Gr/CHボタンを短く押すと、モニタ中央上部あたりにあるGrがA~Eの順に切り替わります。ここはダイヤルじゃなくボタンを押す度に切り替わる方式です。

ちゃんとペアリングしてくれない……? と思ったら

さてこれで問題ないはず……とX1Tのテスト発光ボタンを押しても反応しません。電源を入れる順番が悪いのかな? とX1T→V850IIの順に入れても動かない。あれーと思って悩んでたら、突然発光! 想像ですがどうもX1TとV850IIがあまりにも至近距離にあると反応しないようです。30cmぐらい離せば正常に動いてくれました。

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ちゃんと技適も取ってあるので安心です。

Godox V850II vs TT685 vs TT560チャージスピード対決

何とか初期設定も終わったのでいよいよテスト稼動です。これまで持っていたストロボ2つと比べてリチウムイオンバッテリーのV850IIはどれくらい強力なのかが気になります。一番速攻で違いが分かりやすいのはチャージスピードのはず。

 

ストロボが一度光ってから再度発光できるようになるまでの待ち時間のことです。これが遅いとシャッターを切りたくても切れません。電源が強力なほどこれが速くなります。と言うことで久々にYouTuberやってみました。

Godoxストロボ対決ムービーはこちら


Godox V850II vs TT685 vs TT560 クリップオンストロボ兄弟機チャージスピード対決

同じX1Tにつないだ2つのストロボをテスト発光ボタンで発光させ、チャージ完了ランプ(ブザー)が点くまでの時間がよく分かると思います。

 

さすがにV850IIは速いですね。これで電池も長持ちなのでリチウムイオンバッテリー万歳です。弱点を挙げるとしたら予備が用意しづらいとこですかね。念のため1つぐらいは予備バッテリーを持っていた方がいいかも。

 

ただV850IIのバッテリーを何本も使うような状況だったら、もうモノブロックストロボを使った方がいいんじゃないかとも思います。

いよいよ発表。オススメのGodoxストロボは?

これで無事にV850IIを使う体制が整いました。今後、クリップオンストロボを使ったポートレート撮影講座も受ける予定なので、後は効果的に使いこなすだけ。そう実際の撮影で使わないと意味ないですからね。買って満足してる場合じゃありません。

 

で、いろいろとGodoxのストロボを買ってみて思ったのですが、もしかしたらTTLもリチウムイオンバッテリーも要らないんじゃないかと。いや両方ともあった方がいいのは確かです。あって困ることはない。

 

でもそんなに大きな差が出るわけでもないんですよね。なら3,000円のTT560でいいのかというと、これはワイヤレス発光機能が貧弱なワケです。となると攻守のバランスが最強なのは……TT600じゃないかな?

これは単3電池・TTLなし・ワイヤレスX System対応で7,200円。安い。これを2~3個とX1Tがあればコスパ最強ライティングシステムになるのでは。

X1Tはカメラメーカーごとにモデルが違うのでお手持ちの機種に合わせて選んでください。

 

いや今回買ったV850IIちゃうんかーい、という感じですがお金があればV850IIの方がいいですよ。TT600の完全上位互換です。デメリットは予備バッテリーの入手性ぐらい?

 

ただお金が出せるのであれば、バッテリー型モノブロックストロボであるAD200が視野に入ってくると思うのです。光量はクリップオンとは比べものにならないし。これもX System対応なので将来的なアップグレードにいいと思います。

ニコンのミラーレスカメラ発売もいよいよ近づいてきましたが、ライティング機器は一眼レフだろうがミラーレスだろうが使えます。カメラ本体の行く末が読めないからなかなか買い替えられない~という方は、ひとまずライティング機器に手を出すのもイイのでは? というお話でした。ではまた。