デジカメ買い物思考

デジタル一眼レフカメラニコンD750にハマった男がいかにして買い物をしていくかを記録します

D750購入をきっかけにブログを立ち上げてしまった管理人の「今年、買ってよかった物」を挙げてみた

お題その2「今年、買ってよかった物」

出落ちじゃないかこのお題

そもそもこのブログ自体がカメラを買い替えたことがきっかけになって始めたわけで、記事を書く前から答えが決まってます。ということで、カメラ関連の買い物に順位を付けてみました。

第1位 D750(フルサイズデジタル一眼レフカメラ

はい。とっくにご存じなんだろう? という感じですね。D750については今年と言わず、ここ5年ぐらいで一番のヒットかも知れません。その前の5年で一番はロードバイクです。 

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ブログのタイトルにもしていますが、買い物が好きです。これ、単に物を買う瞬間だけでなく前後も含めての話です。

 

購入「前」については購入時の試行錯誤の時間です。これはよく言われる「迷っている時期が一番楽しい」というヤツです。

 

今回も購入前にニコンキヤノンの中級機をピックアップして検討するエクセルの表を作りましたからね。Nikon1 J5を買うときは1インチコンデジマイクロフォーサーズまで候補を挙げ、体積やセンサーサイズなどの特長を点数化し、特長ごとにランキングを付けて、順位の値を合計。その合計値が低い順番に総合ランキングを付けるということをやりました。

 

ちなみに各賞の順位を合計して一番数値が低い物を選ぶという方式はスペインの自転車レース「ブエルタ・ア・エスパーニャ」のコンビナーダ(複合賞)という部門賞の考え方を採用しました。

 

最終的に総合1位になったのはキヤノンPowerShot G9 Xだったのですが、買ったのは10機種中6位のNikon1 J5でした。それランク付けした意味あるんか? でもこうやって悩むのが楽しいんですよね。

 

購入「後」については、「そのアイテムを購入したことでライフスタイルが変化する」ということを指します。

 

ロードバイクを買ったときは運動が苦手な人として30年以上生きてきた私が運動を習慣化し、体重が10kg落ち、自己ベスト更新に血道を上げ、レースに出場する、という感じで劇的な変化が起こりました。

 

同じようにD750も当初思っていた以上に変化をもたらしてくれました。カメラブログを一から立ち上げ、10年ぶりに撮影会に参加するようになり、週末は名所に写真を撮りに行き、ブログには書きませんが本業でもちょっとだけ活用しています(で、自転車に乗る時間が減ってやや困っています)。

 

これですよ。買う前に期待していたのはまさにこの変化です。買い物の醍醐味は。

 

なんで一眼カメラに惹かれるのかなと改めて考えると「合体して強くなるメカ」という点が、幼い頃に刷り込まれた心の琴線に触れているのではないかと。思うわけです。本体にレンズやストロボをドッキングさせて、機能が拡張するのってまんまガンダムやらのロボットアニメその物ですからね。

 

ロードバイクについてもパーツを交換することで性能アップするところが共通しています。三つ子の魂百までということでしょうか。

 

ちなみに他のセンサーサイズがダメという訳ではありませんが、私にとってはやはりフルサイズセンサーのカメラを買ってよかったです。今まで持っていたカメラから大幅な進化を感じることができました。「フルサイズじゃないんですか?」と言ったコスプレイヤーに感謝したい(多分実在しない)。

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第2位 NEEWER TT560(クリップオンストロボ)

カメラ関係のアクセサリはいろいろ買いましたが、D750本体に次ぐ物としてはこの3,000円ストロボを挙げさせていただきました。

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実は10年前のミノルタαSweet DIGITALの時代からオフカメラライティングはやっていたのですが、単に天井バウンスするだけでした。カメラに付けたまま天井バウンスだと縦位置・横位置を切り替える度にストロボをくるくる回すのが面倒だったので……。

 

NEEWER TT560は安い割に充分な性能を持っており、完全マニュアル制御という点も私自身に学習を促す効果がありました。

 

結果、ライトスタンドやアンブレラ・ラジオスレーブの導入に至り、本格的なライティングへの筋道が見えてきたなと実感しています。

 

またこのブログで一番アクセスを稼いでいる記事も上に挙げたNEEWER TT560の紹介記事なので、余計に愛着が湧いてしまっております。 

 

でももうすぐ新しいストロボ買うかも! ごめんよ。【追記】買った↓

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第3位 Nikon1 J5(1インチセンサーミラーレス一眼カメラ)

続いて第3位はNikon1 J5です。このミラーレス一眼は私の中でニコンに対するハードルを大幅に下げる役割を果たしました。思えば今年の2月にCP+(日本最大のカメラ業界展示会)に行った帰りの電車内でポチったのです。このカメラ。

www.cpplus.jp

CP+に行く前に既に目星を付けていたのに当のニコンブースではほぼ無視されていたNikon1(大きく取り上げられていたDLシリーズは未だに発売してない……)。それでも買って大正解でした。 

 写りはいいしコンパクトで持ち歩きやすい。レンズ交換の楽しみもある。 そして私にとっては人生初のニコン機でした。ビシッと決まるオートフォーカスにシビれてしまったのです。なるほどこれがカメラメーカーの実力か! と。

 

元々APC-Sの一眼カメラは複数持っており、それを持ち歩かなくなったから小さいNikon1を選びました。しかし返ってカメラ欲に火が付いちゃったんだなぁ~。半年後の8月にはでっかいニコンのフルサイズ一眼レフを買うことになったのです。

 

撒き餌レンズならぬ撒き餌カメラだったんだ。

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第4位 AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED(広角ズームレンズ)

4位は広角レンズです。D750用レンズはキットの24-120mmから始まり、単焦点の50mmF1.8、望遠ズームのタムロン70-300mmと購入してきました。今のところ最後に買ったのが広角ズームの18-35mmです。

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これまで所有していたカメラ、レンズではフルサイズ24mm相当が一番広角でした。このレンズはさらに広角であり、その楽しさと難しさを思い知らせてくれました。逆に望遠ズームの70-300mmの出番がほとんどありません……。

 

元はといえば石垣島で星を撮影するために買った超広角レンズ。残念ながら滞在中ずっと曇っていたため、その目的は果たせていません。まあ、石垣島には繰り返し行くので気長にチャンスを待ちます。

 

それでもこのレンズを付けて風景を撮るだけで今までにない写真になるので出番が多いのです。

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第5位 縦位置グリップ(MB-D16互換品)

ラストの5位は縦位置グリップです。まあ私が買ったのは純正のMB-D16ではなく、安い互換品ですが。

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これ、買う前には「そんなに使わないかもなぁ」と思っていました。互換品は安いので気軽に買えましたが、純正品しかなかったら我慢してましたね。

 

モデル撮影では縦位置がメインなので、たまの撮影会でしか使わないだろうと思っていたのです。ところがいざ使ってみるとこれが快適。縦位置グリップ無しで縦位置撮影するときのストレスって実は相当あるんだなと思ったぐらいです。

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おかげで風景撮影時でもできるだけグリップを付けるようになってしまいました。電池を入れていなければ、重量アップもほとんど気にならないレベル。使い心地は向上するし、何となくカメラのランクも上がった気になって気分がいいのです。

 

実は初めて使ったときにシャッターが下りない事が頻発したため、不良品だと思い込みAmazonの返品申込までしました。その後シャッターが下りないのは内蔵フラッシュへの過負荷が原因だと判明。縦位置グリップに濡れ衣を着せてしまっていました。

 

返品の方は期限内に返送しなければそのまま取り消しになるので、今でも問題なく使っております。これで5,000円弱は安い。 

 

結びの言葉

ということでランキング形式で買って良かった物を挙げてみました。結局D750とその仲間たち、ですね。今年はこれに尽きます。年が明けてもまだまだカメラ熱は覚めなさそうです。来年は2灯目のストロボと高級レンズの1本も買いたいなぁ~。